top title
next

1月21日

NEXT

最近、野外スケッチではなく、

室内で絵を描いているときには、よく

NHKのTV番組「コズミック・フロント」

録画したものを垂れ流しています。

特に、ソビエトの科学者コロリョフの回と

アポロ計画のフォン・ブラウンの回

何回再生したかわからないほどです。

 

文化財の番組や映画などと違って、

テレビ画面を観なくても内容がわかる

ことと、「宇宙」という途方もない夢に

向かって、あらゆる面において全力で

試行錯誤を繰り返しつつ、具体的に

現実の課題を乗り越えてゆく姿に、私も

「自分にできることぐらい何とかしないと」

という気持ちにさせてもらえるのです。

「宇宙」という、実現化するまでは、

荒唐無稽と笑われかねないものに

確信的に向かっていくその姿に。

sketch800

NEXT
HOME

番組内で、スプートニク打ち上げ前に、コロリョフが妻にあてた手紙の一節が紹介されていました。

「夢・夢・夢・・。夢を失った人間は、羽を失った鳥と同じ。そうは思わないかい?」

 

追記:コロリョフとフォン・ブラウンについては、イギリスのBBCが制作したドキュメンタリー番組、「宇宙へ〜冷戦と二人の天才〜」が詳しいようです。

YOUTUBEでさわりを観てみましたが、事情はもっと複雑で、日本のNHK制作のコズミック・フロントのほうでは政治的要素をかなり排除し、

科学者としての情熱に特化(美化)しているようです。「宇宙へ〜冷戦と二人の天才〜」は近日中にDVDを入手して全編を観る予定です。